秋冬の定番アイテム、ニットキャップ―――
ストリート系だけでなく、最近ではフォーマルなコーデの崩しに取り入れたりと活躍の場が広がっているアイテムですね。
特にオリジナルブランド販売をしている方にとっては、秋冬はアウターなど値段が高めのものが多いので、手頃なアイテムとして是非ラインナップに取り入れたいところです。
そんなニットキャップですが、いざブランドアイテムを制作するとなってから、ブランドタグはどこにつけるものだったけ?となりがちです。
シンプルな作りなだけにタグの取り付け方一つで大きく印象が変わってきますので、今回はニットキャップでよくご注文いただくタグ付け位置についてご紹介したいと思います。
存在感抜群!折り返し部分への縫い付け
せっかくブランドタグを付けるのであれば目立たせたいという場合には、ワッチ帽の折返し部分がおすすめです。
有名なブランドだったりフォロワーが大勢いるケースでは、ブランドタグだけ付けたシンプルな商品もよく見かけます。
刺繍などメインで見せたいデザインが他にある場合は、バランスを考えてサイドに取付けしてもしっかりブランドをアピールできます。
タグのタイプとしては両端を折り返したエンドホールドがおすすめです。
細身の場合は左右2辺だけ縫い付けるのもスマートですが、大きめのタグの場合は伸び縮みで浮かないように四辺をしっかり縫い付けます。
外側につけるのが定番
内側に縫い付け
刺繍デザインをメインで見せたい場合は、印象がかぶらないように内側につけるのが人気です。
ニットの編み終わり部分が縫い合わせてありますので、頭頂部やサイドに縫い付けます。
一辺で縫い付けするので、Tシャツの襟によく使用するマンハッタンホールドタイプの襟が使い回せます。
ニットの内側につけるオリジナルタグ
さり気なさが大人っぽい はさみ込みタイプ
同じくタグを見せる取り付け方としては、キャップのフチを挟み込むタイプもおすすめです。
表から目について、かつ、さり気ない印象なので大人ぽいコーディネートでもこなれた感が出せます。
使用するタグのタイプとしては両端を折り返して二つ折りにしたブックカバータイプになりますが、折返しのないビーニーのフチとワッチ帽の折返し部分のフチでは挟み込みの向きが逆になりますので注意しましょう。
ビーニーの場合は下からはさむ形なので、Tシャツの袖や裾を挟み込むタグを流用できます。
ワッチ帽の折返したフチにつける場合は向きが逆さになります。トートバッグの袋口につけるのと同じ向きですね。
裏技として、タグを注文する際に表裏でデザインの天地が逆になるよう作っておくと、上下どちらのタイプにも使えて便利です。
他の商品でつくったタグをニットにも使えます。
おわりに
秋冬のイメージの強いニット帽ですが、最近ではコットンやアクリル、リネンなどオールシーズン使える素材のものも増えていてます。
是非タグ付けもデザインのイメージに含めてブランドアイテムのラインナップに加えてみて下さい。