シルクプリントには水性インクだけでなく、「特殊インク」を使ってプリントすることができます。
特殊インクの中でも特に人気なのが「発泡プリント」。
インクが膨らむので見た目が大きく変わり、個性的なプリントをしたい方におすすめです。
しかし、特殊インクは作成のルールもいつもと変わってきます。
失敗したらどうしようと考えて、結局いつものプリントを選ぶ方も多いのではないでしょうか。
今回は「発泡プリント」を作る上での注意点・アドバイスを紹介していきます。
この記事を読んで、オリジナルプリントのバリエーションを増やしていきましょう!
どういうデザインに向いているの?
発泡プリントはロゴのデザインによく使われているイメージがありますが、
イラストをつかったデザインとも相性抜群です。
フライの衣の部分を発泡プリントにすることで衣が立体的な仕上がりになりインパクト抜群です!
作成したイラストに一工夫加えることで、イラストの個性を活かすことができます。

イラストの大きな塗りを膨らます
発泡プリントの注意点
膨らむプリントなので、インクがのらない部分は潰れてしまいます。
プリントの部分が1.5〜2mmほど膨らむので、右の画像のような隙間が潰れた見た目になります。
隙間を潰したくない場合は、膨らみを考慮してデザインを作成しましょう。
また、顔料に発泡剤を混ぜてインクを作るので、水性インクに比べて少し白っぽい見た目になります。
インクを選ぶ際は白やバニラなど淡いインクを選ぶのがおすすめです。

膨らみの印象を踏まえてデザインしましょう!
発泡と通常のシルクプリントを組み合わせる
発泡プリントだけでも十分に個性が出せますが、
さらに上級者のテクニックとしては
通常のシルクプリントやシートプリントと組み合わせて
一部だけ発泡プリントにするデザインのプリントです。
デザインの内容に合わせて、一部だけ盛り上げることによってより際立つ仕上がりになります。

組み合わせで上級者に
おわりに
「発泡プリント」で作る上での注意点・アドバイスを紹介しました。
一度試してみると、オリジナルプリントの奥深さを味わえると思います。
シルクプリントの特殊インクは「発泡プリント」以外もたくさんありますので、是非自分のデザインにあったインクを探してみてください!