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ガラススマホケースのプリント方法

2020.08.13

スマホケース専門のお店でもよく目にする高級感のあるガラス系のスマホケース。
表面が艶のあるガラスになっていて、光沢感のある見た目です。 あなたならどんなオリジナルをプリントしますか?
ガラスのスマホケースはプリント面の範囲が広く、どのようなデザインにするかで与える印象が大きく変わります。
今回はどのようにプリントされているのかを紹介していきます。

使用するプリンターは「UVプリンター」

スマホケースへのプリントはUVプリンターを利用します。
フルカラーできれいに細かいデザインもプリントできる優れたプリンターです。 ネイルサロンを利用する女性なら「UV」と聞くと馴染みがあるかと思います。
ネイルの乾かし方と同様に、UVプリントとはプリントしながらUV光(紫外線)を当てて瞬時にインクを硬めさせるので、乾燥時間がかかりません。
家庭用のプリンタと同じようにデジタルデータを出力するので、印刷版がいらず、1枚からでも気軽にプリント出来ます。

RolandのUVプリンターを使用

インクは5色の組み合わせ

スマホケースにプリントするときは5色のインクを使います。
赤青黄黒の4色を調色して、デザインを再現します。そしてもう1色は白インクを使用します。
Tシャツやタオルなどの衣類にプリントもできる「フルカラーインクジェット加工」と同じインクの数ですね。
この5色を組み合わせて、写真やフルカラーのデザインも表現できます。
加工する商品によって白インクを使用したり、しなかったりと、使い方によって様々な表現が可能です。

インクカートリッジ

透明部分にカラーでプリント

ガラスのスマホケースは、プレートの内側にプリントをして外からはデザインが透けるような仕上がりにします。
透明なガラスに内側からプリントするので反転デザインで行う必要があります。
カラーインクだけをプリントしてみると、ステンドグラスのような透き通ったクリアな仕上がりになります。
とても綺麗な仕上がりになり、ガラス面だけ見ると問題ない出来栄えです。
実際にスマホケースに接着すると、接着面が透けてきれいに仕上がりません。

ガラス内側にプリントします

白インクも加えてみる

先ほどのデザインに背景で白インクを使用すると、色味がしっかりと浮かび上がり、彩り鮮やかな仕上がりに大変身。
色数の大小に関係なく加工費は一律なので、色数が多いイラストや写真を使用したデザインが映えるオススメの商品です。

ガラスは透明なので白インクを裏に引きます

まとめ

UVプリンターを使った背面ガラススマホケースのプリント方法について紹介いたしました。
同じデザインでも白インクを使うのと、使わないのでは、仕上がりの差は歴然ですね。
スマートフォン本体が白い物や透明な物、いろいろなケースが続々と開発されているので、商品に合ったデザイン、プリント方法を選べば、世界に一つのオリジナルスマホケースを手に入れることが出来ます。
肌身離さずいつも持っているスマホに自分だけのオリジナルを持ち歩いてはいかかでしょうか?