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野外フェスにピッタリ!蓄光プリント

2019.03.15

みなさんは、野外フェスに行く時はどんなコーディネートで参加していますか?
フェスなどの盛り上がるイベントなら、派手なカラーや柄ものなど、目立つものを選ぶ方も多いのではないでしょうか。
そんな方に今回は”暗いところ”や”夜”に身に着けていれば目立つこと間違いなしの”蓄光プリント”をしたオリジナルTシャツをご紹介します!

蓄光プリントと光る仕組み

蓄光プリントとは自然光や人工光を蓄えて、暗闇になるとインク自体が発光する特殊なインクのプリントのことです。
身近なものだと、時計の文字盤やステッカーなど暗闇で黄緑色に光っているのを見たことがあるかと思います。

蓄光が照明器具でもないのになぜ自ら光るのか不思議に感じたことはないでしょうか?
例えば、暗闇で光る消しゴム。蛍光灯の光に当てて、手で覆って暗闇を作り、隙間から覗いて光る様子を小さい頃に楽しんだ方もいらっしゃるのでは、と思います。
暗闇で自ら光る仕組みとして、まず蓄光するものを蛍光灯の光に当てているのが”光を吸収して蓄える”状態です。この光(電磁波)が蓄光原料に吸収されると、蓄光原料の持っている電子エネルギーが高くなります。
光に当てた状態から一気に暗闇の状態にすると、蓄光するものが明るく光ります。
これは光を吸収して高くなった電子エネルギーが、暗闇になったことで電子がもとの状態に戻ろうとして余分なエネルギーを放出することで起こります。これが発光現象となるそうです。

蓄光プリントのイメージ

蓄光インクの加工

仕組みがわかったところで、次は蓄光プリントの作り方についてご紹介します。
蓄光インクは”光らせる粉”と透明なインクを混ぜて作っており、粉30%・インク70%の割合でできています。
SWEAT.jpでは下地に白インクを乗せてから蓄光インクをプリントしており、より強くきれいに光るようにしています。

蓄光プリントの材料

蓄光プリントの光り方

実際に蛍光灯の光に当ててから、暗闇で着用する実験をしてみました。
5分ほど蛍光灯に当ててから暗闇できたところ、1分ほど光ったあと徐々に薄まっていくような結果となりました。
思ったより短い時間の発光でしたが、暗闇の中でスマートフォンのフラッシュライトを数秒当てたところ、またすぐに明るい光が復活しました。

実際にプリントしたものの様子

最後に

蓄光プリントでつくったTシャツは、昼と夜で別の表情になり、2倍楽しめます。
SWEAT.jpでは蓄光プリントの他にも特殊なシルクプリントをいくつも扱っています。
ぜひ一味違ったオリジナルプリントTシャツを作ってみてはいかがでしたでしょうか。

暗い場所での様子