Tshirts Print LABをご覧のみなさまこんにちは。
今回は「シルクプリント」でオリジナル作成をするにあたり
注意すべき「線の太さ」についてご説明します。
シルクプリントはフィルムを使ってインクを生地に直接プリントする方法です。
紙にプリントするときのようにプリンターで印刷するのとは違い、
デザインが細かいとカスレや潰れなどが生じることがあります。
しかし、せっかく作るなら綺麗に納得のいくプリントをしたいと思います。
ではどうすれば綺麗にプリントができるのか、デザイン線の太さは重要なのか、お客様が今作成されているデザインと照らし合わせてご覧ください!
綺麗にプリントされる線幅
では実際のシルクプリントの仕上がりを見ていきましょう。
右が、シルクプリントで線をプリントしたとき。
左が、シルクプリントで塗りをプリントして隙間をつくったときです。
どちらも下のほうはキレイにプリントされてないのがわかりますでしょうか。
シルクプリントで確実にキレイさを保つには「1mm」の線・隙間が良いとされています。
半分の0.5mmを下回ると、もうかなり安定感がなくなっていますね。
1mmってどれぐらい
シルクプリントの線が1mm以上必要ということはイメージできましたでしょうか。
しかし「1mm」といきなり言われても普段そんなこと意識していないのでわかりませんよね。
身近なもので言うと、お財布に入っているカードの厚みが大体1mm程度のイメージです。
クレジットカードを縦に見たときの厚みがキレイにプリントできると思っていただければ大体間違いありません。
紙の印刷ではよく0.3mmをヘアライン(髪の毛の太さ)と呼んで線の表現の最細とされますが、
それに沿って言えばカードラインがシルクプリントの1番細い線と言えます。
カードの厚みが大体1mm
デザイン作成の時に注意!
1mmのイメージはすこしずつできてきましたでしょうか。
シルクプリントはデザインの作成時にそれに注意する必要があります。
特に注意するのが「文字」です。
文字は潰れてしまうと読めなくなりせっかくのデザインが台無しになってしまいます。
線の細いイラストはカスレがあっても良いという場合があり、人それぞれですが、
文字やロゴマークなど形を崩すと意味合いが変わってしまうものは注意しましょう。
もちろんご相談いただければSWEAT.jpのスタッフがデザインの調整を致します。
下の画像のようにデザインを調整して、キレイにプリントできるようにスタッフが調整をさせていただきます。
おわりに
今回はシルクプリントの先の太さについてご説明してきました。
オリジナル商品が完成した際、デザインが「カスレている」「潰れている」とならないよう、線の幅と抜きを意識しながらデザインの作成をしていきましょう。
自分のデータはどうだろうと思われたら、まずはご相談ください。
データを調整することも可能ですので、加工に最適なデザインもスタッフにお任せください。