オリジナル作成で多いケースとして、「同じデザインで何枚も作成する」ということがあります。
そういった際に、商品のサイズごとにプリントのサイズを変えたほうがいいのかというお悩みをよくいただきます。
とくに親子でお揃いのオリジナルTシャツを作りたいときや、子どもから大人まで幅広い年代のメンバーでお揃いのTシャツを作る際に多いです。
ワンポイントのデザインであれば商品のサイズが変わってもそこまでバランスが気になることは少ないですが、
大きいデザインをプリントしたい場合はデザインの見え方やバランスが変わってくるのでは無いかと心配ですよね。
今回は、実際にサイズごとにどのような差があるのかをご紹介していきます!
同じプリントサイズで比較
まずは商品に同じプリントをした場合の比較を平置きでみていきましょう。
同じTシャツでS〜3XLサイズの商品にプリントデザインを配置してみました。
Tシャツに対して、Sサイズはプリントがやや窮屈に感じ、商品サイズが大きくなるほど余裕がある印象です。
一般的に平置きで見るとサイズの差が大きく見えるので、SとXXXLでは違いがあるように見えますが、しかしプリントサイズが小さすぎるように見えるほどではないかと思われます。
きれいにデザインにできるようにポイントを抑えましょう
着用してみたらどう見えるか
次に、Tシャツを着用した場合を見ていきましょう。
着用すると膨らみで立体的になり、平置きのときよりも差が少ないように見えます。
実際、丈の長さは違いがありますが、着たときの正面・背面の面積はそれほど違いが大きくありません。
なのでデザインの配置イメージで受ける印象以上に、プリントサイズが共通なことでの差は少ないものになります。
若干の差はもちろんありますので、販売などで特にこだわる方は小さいサイズと大きいサイズで2種類に分けるのも良いかもしれません。
枚数の多いご注文でよく選ばれるシルクプリントなどは、プリントサイズごとに「版代」がかかってきますので、できるだけ同一のプリントサイズのほうがコスパも良いです。
S〜XXXLサイズの着用イメージ
キッズTシャツと大人Tシャツ
最後にキッズTシャツと大人Tシャツに同じ大きさのプリントをした場合を見てみましょう。
キッズサイズはTシャツに対してプリントが大きく反映されており、子どもらしさいっぱいの元気な印象の仕上がりになります。
それに比べて大人サイズはTシャツに対してプリントが比較的抑えめで、大人らしい落ち着いた仕上がりになっていますね。
同じプリントの大きさでもキッズと大人で仕上がりの雰囲気は異なるものの、それぞれの良さがあり、1つの版で作成することができます。
同じプリントサイズで大人とキッズサイズ
おわりに
今回は商品のサイズに合わせてプリントの大きさも変えるべきかご紹介しました。
まとめると「おおむね同じで問題ない」という結論になります。
しかし着用イメージなどをみて気になるという方は、バラバラでももちろん対応可能です。
シーンにあわせて自分にあった方法を選択しましょう。