ORIGINAL PRINT TIPS

2022.11.04

トートバッグの持ち手の最適な長さ

日常の中で大活躍の「トートバッグ」。
季節を問わないトートバッグは万能なのでお持ちの方も多く重宝されています。
バッグを使用する頻度が高い分、購入頻度も高くなってきますよね。
みなさまは、トートバッグを選ぶ際に重視するのはどこでしょうか...
デザインや生地など様々あるかと思います。
ただ意外と重要なのが「持ち手部分の長さ」。
手に持つのか、肩にかけるのかは持ち手の長さによって大きく変わります。
せっかく購入したのに「何か持ちにくい...」なんてことにならないように、
今回はトートバッグの持ち手に着目していきます!

持ち手はどこからどこまで?

そもそもトートバッグの持ち手の長さとはどの部分を測った長さなのでしょうか。
サイズ表だけではイメージしずらいですよね。
トートバッグの持ち手の部分はU時になっており、縫い付けられている部分から反対側までの部分が持ち手の長さです。
そのため、長さ60cmと表記があれば持ち手に使用している生地の長さが60cmになります。
よく「縫い付け部分から持ち手の折り返し部分」と間違えやすいので注意が必要ですね。

縫い付け部分から測ります

肩掛けするなら

肩掛けをしてトートバッグを使う人におすすめの持ち手の長さは「50-60cm程度」です。
持ち手が長いのでA3などの大き目のバッグで採用されていることが多く、通勤や通学、カジュアルなファッションに取り入れたい方にもおすすめの長さです。
夏場の薄着の季節は持ち手部分が短くても問題ないですが、冬場にコートや厚着をしてトートバッグを持つとなると腕の部分がパツっとしてしまいますよね。
そんなことにならないよう少し余裕のある長さを購入するのがマストです◎
また、デザインはバッグの大きさを活かしてあえて大きいデザインでプリントをしたり、タグ付けでアクセントを加えるのも魅力的ですね。

肩にかけたときのイメージ

手提げ・肘掛けなら

一方で、手に持ったり肘に掛けたりする場合は「30cm程度」が最適。
ランチトートなどの小さめのバッグは地面に擦れないように持ち手も短くなっており、書類を入れて運ぶような角底のポリエステルトートバッグも短く設定されています。
目安として、A4サイズは手持ち、A3サイズからは肩かけといったイメージです。
また、手提げ・肘掛けの小さめバッグのデザインは、ワンポイントで名前を刺繍したり、ロゴやイラストをワンポイントでプリントするとさりげなくアピールできてお洒落ですよね。

短めの手提げ

特殊な形もあるので注意

トートバッグには「マルシェバッグ」という形があるのはご存知でしょうか。
エコバッグに多いレジ袋のような形をしているバッグです。
持ち手の長さの表記がトートバッグとは異なり、平置きにした際の袋口から頂点までの長さとなっており、トートバッグと同じように長さが知りたい!そんな時は持ち手のU字になっている部分を2倍にすると持ち手全体の長さを測ることが出来ます。

一般的なトートバッグ
前面と前面、背面と背面をつなぐように持ち手がついている
肩にかけたとき、バッグは身体と並行になる

マルシェバッグ
前面と背面をつなげるように持ち手がついている
バッグを持ったとき身体とに垂直になる
マルシェバッグはバッグを持ったときに「持ち手が捻れる」ので注意ポイントです!

一般的なトートバッグとマルシェバッグ

おわりに

トートバッグの持ち手の長さについて紹介いたしました。
バッグのサイズだけでなく、持ち手の長さを見てバッグを選ぶと良いですね。
思ったより長い・短いが気になる方は、家にあるメジャーを60cmにして肩にかけてみるとわかりやすいです。
使い方によっておすすめのプリント位置やサイズも変わりますので迷った際はお気軽にご相談ください。