HOWTO

2020.07.31

形で選ぶ、Tシャツの種類 (後編)

1枚で着られる万能アイテム「Tシャツ」。その形状と種類を紹介する後編です。
前回に引き続き、今回もそれぞれの特徴とコーデ時のおすすめを合わせて紹介していきます。
前編では襟元や胸元の違いによる種類と違いを紹介しました。
後編ではTシャツの形状自体が大きく違うものをピックアップしています。
Tシャツを選ぶ際に是非見てほしいポイントが盛り沢山です。

ビッグシルエットTシャツ

近年トレンドの象徴として様々なトップスで取り入れられている「ビッグシルエット」。
ただワンサイズ大きく着るだけでなく、丈はそのままに肩幅と身幅を広くし、着用時にドロップショルダーになるように仕上がった計算されたアイテム。
「ちょいゆる感」を演出し余裕のあるコーデに仕上がります。
ガッチリ体型も痩せ気味の方にも取り入れることができ、その大きめの作りから体型カバーに一役買っているのも人気の理由です。
ビッグシルエットTシャツを選ぶ際のおすすめポイントはその生地感です。
薄手の生地だとくたっとしてシワがより、少しだらしない印象に繋がります。
そこで、肉厚で重厚感あふれる生地の商品がおすすめです。
来た時に縦にストンと落ちるラインがコーデにメリハリをもたらします。

ボトムには細身のスキニーを合わせてスタイルをよく見せ流ことができます。 また、太めのワイドパンツを合わせると、上下ゆったりアイテムで統一感を生み出す上級者コーデに。
トレンドには理由があると思える納得のアイテムです。

ビッグシルエットTシャツの着用イメージ

ラグランTシャツ

多くの服は肩先と脇を縦にまっすぐにつなぐラインで生地が切り替えられていますが、ラグランは首殻脇にかけて斜めに走るライン(ラグラン線と言います)で生地が切り替えられています。
ゆるっとした印象が生まれるため、リラックス度◎。いかり肩がコンプレックスの方にもピッタリ。
一度袖をと大してもらうとわかると思いますが、腕を上げやすいという点が特徴でもあり、スポーツウェアによく取り入れられています。なので肩幅が広い方にこそおすすめです。

こちらもビッグシルエットと同様にリラックスした着こなしが楽しめます。
袖だけ色が異なるデザインはカジュアルコーデにアクセントを投下する絶妙なスパイスに。
シンプルにまとめても映えるコーデに仕上がります。
トップスをTシャツ1枚で過ごす夏にこそ選んでいただきたいアイテムです。

ラグランTシャツの着用イメージ

ロンT

長袖TシャツことロングスリーブTシャツ、通称ロンTです。
寒暖差の大きい季節の変わり目に大活躍し、1年中着られるのがグッドポイント。
半袖のTシャツと比べて袖の露出が減るため、大人っぽいコーデにもおすすめです。

ロンTの中でも袖がリブになっているものとリブ無しのものと2種類あります。
袖リブあるのタイプは、袖口がきゅっと締まって「たまり」ができるのでゆったりとしたシルエットを作り出せます。
スポーティな印象でストリートスタイルなどカジュアルコーデにおすすめです。袖にプリントを入れたデザインが人気です。
袖リブなしの場合は、腕周りがスッキリした印象になります。
キレイ目スタイルに合わせるのがオススメです。ボトムはデニムだけでなくスラックスを合わせることもできます。

ロンTの着用イメージ

Tシャツワンピース

その名の通りTシャツ型のワンピースです。可愛さあふれるアイテムです。
ラフな着心地が魅力的で抜け感を演出するのにぴったしです。
夏はTシャツワンピース一枚で薄手の生地感はさらっと着られてとても快適です。
ひざ丈からマキシ丈まで様々。夏のルームウェアとしてもぴったりなアイテムもあります。
1枚で決まるため、小物で差をつける着回しが楽しめます。色違いで何枚でも欲しくなるアイテムです。
シンプルだけど様になるアイテムはトレンドに左右されないおしゃれを生み出します。

Tシャツワンピの着用イメージ

まとめ

2回に渡ってTシャツの種類とポイントについて紹介いたしました。
その形状で印象をガラリと変えることができちゃうんです。
Tシャツはほんとに奥が深いアイテムですよね。是非ともTシャツ選びの参考にしてみてください!