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キャップ×刺繍は最高の組み合わせ

2018.06.06

ファッション用のオリジナルキャップではダントツで刺繍加工が人気です。
立体感のあるリッチな仕上がりで、ストリート系のファッションを中心に個人のお客さまにご愛顧いただいています。
NEW ERAのフラットバイザーキャップがオリジナルで8,000円程度というのは既成品と比較してかなりおすすめできます。
今回はそんな刺繍のキャップを作る際の加工範囲など注意点を解説します。

ベースボールキャップ

ベースボールキャップはストリートの定番。トップが深いのが特徴で、すこし斜めにかぶる事が多く、つばがまっすぐなフラットバイザーが特に人気です。
正面には12×5.5cmの大きな刺繍が可能です。側面・背面にも刺繍可能ですが、6×4cm以内で小さめになります。

ベースボールキャップの加工範囲

ローキャップ

トップが浅くて軽めにかぶれる、流行りのローキャップ。正面にワンポイントでデザイン刺繍をいれるのが人気です。
ベースボールキャップと同じく正面には12×5.5cm、側面・背面は6×4cm以内の刺繍が可能です。

ローキャップの加工範囲

ジェットキャップ

ジェットキャップはアメリカの昔のバイク便のメッセンジャーがかぶっていたのが由来で、キャンプキャンプや5パネルキャップ、ジョッキーキャップというのはすべてジェットキャップの別名です。
ベースボールキャップほどスポーツ感がなく、シンプルなファッションで人気です。
正面には10×4cmですこし控えめの刺繍が可能で、背面も6×4cmなら可能ですが、側面には通気口があるので加工ができません。

ジェットキャップの加工範囲

アーミーワークキャップ

ナチュラルな雰囲気で、キレイめのファッションでも使いやすいキャップとして人気のワークキャップ。天井がフラットなのが特徴的です。
正面には12×5.5cmの刺繍が可能ですが、側面と背面は縫い目とシワのため加工できません。シンプルなスタイルのワークキャップにはワンポイントの控えめな刺繍がおすすめです。

アーミーワークキャップの加工範囲

メッシュキャップ

イベント用と思われがちのメッシュキャップも、キレイめのハズしアイテムなど様々なファッションで確約しています。側面と背面が編み込みのメッシュなので通気性も良いです。
正面には12×5.5cmの刺繍が可能ですが、側面と背面はメッシュ素材のため刺繍ができません。
メッシュキャップであればやはり正面におおきめの刺繍がグッドです。

メッシュキャップの加工範囲

バケットハット

ゆるいシルエットでハズしアイテムとして大人気なのがバケットハット。レディースの印象が強くありましたが、最近ではメンズでもおしゃれ上級者の間で定番アイテムになっています。
側面には縫い目と通気口があり、刺繍できませんが、正面と背面には12×4cmで刺繍が可能です。

バケットハットの加工範囲

ニットキャップ

秋冬の定番ニットキャップ。飾り気のすくないものはメンズでも使いやすく、シンプルなコーディネートに最適です。
フチが折り返してない「シングルワッチ」と折り返してある「ダブルワッチ」があり、どちらもフチから1cmあければ刺繍可能です。

ニットキャップの加工範囲

キャップへの刺繍の種類

刺繍加工にもいろいろな種類があり、仕上がりも価格もそれによって異なります。

デザイン刺繍
自由なデザインを平面で刺繍するもので、一般的な刺繍の仕上がりです。細かすぎるデザインはきれいに作れませんので、線の太さは1mm以上とさせていただいています。データ作成費 (4,000円) と刺繍代 (1,500円/回) がかかります。

3D刺繍
3mmほどの厚さを出す刺繍で、ベースボールキャップなどと相性が良いです。線の太さは3mm以上の必要があります。デザインの一部を3Dにすることも可能です。データ作成費 (4,000円) と刺繍代 (2,300円/回) がかかります。

ネーム刺繍
指定のフォントで文字だけのデザインの場合のみ使えます。文字の高さが1cm以上4cm以下という縛りもありますが、条件が合えばおトクに作れます。刺繍代 (900円/回) がかかります。

刺繍加工の種類