Tshirts Print LABをご覧のみなさん、こんにちは。
今回は「ワッペン刺繍」の特徴や仕上がりをご紹介していきます。
刺繍で作成したワッペンを商品につける加工方法で、かわいい仕上がりになるので人気です。
普通のデザイン刺繍となにが違うのかイメージがつきづらく、
どちらを選んだほうがいいかわからないという方が多いので、記事でご紹介します!
ワッペンの特徴
仕上がりが気になるところで、まずはワッペンの特徴をみていきましょう。
特徴としては、「質感」「縁」「硬さ」が挙げられます。
ワッペンは刺繍などの他のプリント方法と比べると、より立体感のある仕上がりになります。
これは、専用の生地(エンブロンクロス)に刺繍をしているからです。
刺繍と似ていますが、服に布を1枚くっつけているため、特有の硬さがあるのも特徴です。
また、ワッペンを作成する際は必ず周りを縁で縫います。
ご希望のデザインに1.5mmの縁がつくイメージで、糸の色は工場で職人が選定します。基本的に専用の生地(エンブロンクロス)もしくは糸の類似色で仕上げます。
ワッペンは刺繍をしている部分と、ベースとなっているエンブロンクロスが見えている部分とあるため、ワッペン全体にも凹凸がある仕上がりになります。
周りに縁がついた仕上がりになります
裏面の仕上がり
質感が似ている「刺繍」と「ワッペン」ですが、裏面の仕上がりが大きく違います。
「刺繍」は生地に直接糸を縫っている為、裏側も糸が見える仕上がりになります。
デザインによって裏側の見た目は変わりますが、必ず糸のほつれ防止を施しています。
「ワッペン」は別の生地に刺繍をしたものを取り付けているため、裏側がすっきりしています。
ワッペンを縫って商品に取り付けた場合、ワッペンの周りだけを縫うので裏側から見ても糸が目立ちにくいです。
取り付け方法
取り付け方法は「縫い付け」と「圧着」の2種類がありますが、
SWEAT.jpでは商品や取り付け位置で「縫い付け」と「圧着」を使い分けています。
「縫い付け」とはワッペンを商品本体に縫い付ける方法です。
ワッペンのデザインにもよりますが、基本はフチ部分の内側を縫い付けます。
縫い付けることでしっかりとワッペンを固定します。
「圧着」はプレス機を使い、高温・高圧をかけて商品に取り付けます。
ワッペンの裏側に専用のシートを貼ることで熱圧着しても剥がれなくなります。
「圧着」は主にキャップに取り付ける時に選ばれます。
おわりに
今回はワッペンがどのような仕上がりになるか紹介してきました。
ちなみに、ワッペンの作成費はデザイン刺繍と同じ「データ代」と「刺繍代」で作れます。
商品に取り付けずにワッペンだけを作成することも可能です。
普段はデザイン刺繍で作成されている方も、よりボリューム感のある刺繍で作りたい時に選んでみてください。