トレーナーを選ぶときのポイント

トレーナーという和製英語で知られていますが、日本以外では「スウェットシャツ」と呼ばれています。
伸縮性・吸汗性・防寒性に秀でているスウェットでフードの付いていないクルーネックのトレーナーですが、ファッションでもチームウェアでも人気のアイテムです。
「トレーナー」はその名から想像どおり、元々はスポーツ選手が競技の前後着用したことに由来するらしく、ちなみにこの「トレーナー」という言葉はアイビーファッションで一世を風靡した「VAN」の創設者である石津謙介さんが作ったと言われています。
フードやプル・ジップの違いなどがないので生地や厚みで選ぶのがベターです。

トレーナー生地比較表

生地
裏毛(パイル)
裏起毛(フリース)
特徴
オールシーズンつかいやすい

3種類の異なる糸を用いて、専用の編み機で編み上げた生地です。パイル部分が隙間を作るのでザックリとした肌触りの快適な着心地を持つ生地です。

保温性高く秋冬におすすめ

裏毛のパイル部分を特殊な加工で起毛させた生地です。太い糸が毛羽立ち、柔らかく保温性にも優れており素材のボリュームを出しているため防寒性もあります。

肌触り

★★★★☆

裏毛はタオル地とも言われ、タオルに近いようなザックリとした生地感です。

★★★★★

起毛はなめらかで柔らかい生地感です。ふわふわと毛がたっている感触で肌触りは良いです。

速乾性

★★★★☆

リブ以外は割と乾きやすいです。

★★☆☆☆

起毛がかなり水分を吸うので洗濯後は乾くのに時間がかかります。

コスパ

★★★★★

裏起毛に比べると安価でチームウェアには特におすすめ

★★★☆☆

裏地が柔らかく着心地や保温性はいいですが、その分価格は高めです。

利用シーン

スポーツサークル・オールシーズン・ファッションなど

ウィンタースポーツ・アウター・ファッション・防寒着など

トレーナーのデザインについて

トレーナーはフードもなくて袖も大体がリブなのでトレーナーなどに比べると商品の差がわかりづらいです。
しかしこだわると違いはあり、選んだ商品によって完成品のイメージもかわってきます。
ディティールまでしっかり見て選びましょう。

トレーナーのシルエット

トレーナーのシルエットには釣鐘型でビッグシルエットのようになる太めのものと、スマートに着こなせる細身のものがあります。
使うシーンや好みで選ぶものがかわってきます。

デザイン
太め
細め
特徴
スポーツシーンで人気

太めで動きやすいのでスポーツシーンで人気です。ビッグシルエット的に着こなすこともでき、ストリート系アパレルでも人気があります。

ファッションで人気

細めのすっきりしたシルエットはアパレル関係で人気。販売品や個人のファッションなどでよく使われます。

トレーナーのガゼット

トレーナーの首部分についているVラインの縫製のことを「ガゼット」といいます。
昔は商品の形が崩れやすかったので縫製強化のためについていましたが、いまはその名残でファッションのポイントとしてついています。
最近の流行はガゼットのついていないものが人気ですが、ヴィンテージ感のあるガゼット付きも好みで選ばれます。

  
ガゼット
あり
なし
特徴
ヴィンテージ感

60年代まで生地の縮み防止や汗止めのためについていた機能なので、ついているものはヴィンテージアイテム感があります。
アメカジや古着スタイルのアパレル関係には人気です。

すっきりシンプル

表面に飾りがないシンプルなスタイルはいまどきな印象。首リブも昔と違って簡単には縮んだりしないのでなくても問題はありません。
シンプルで流行の形です。

トレーナーの加工方法

オリジナルトレーナーをつくるときには色々な加工方法がありますが、厚い生地には「シルクプリント」がピッタリです。
チームウェアであればメインのデザインをシルクプリントにして、シートプリントや刺繍加工で個別にネームナンバー入れをするのもおすすめです。

加工方法
シルクプリント

10枚以上の単色プリントであればシルクプリントがおすすめです。1色・1箇所につき1つの版を作ってプリントするので枚数が多ければ1枚あたりの価格が下がります。独特のアナログな風合いが人気です。

フルカラーインクジェット

版を作らずにプリンターにセットして直接ダイレクトプリントする方法です。1枚からフルカラーで加工できるので人気ですが枚数が多くても1枚の値段はシルクプリントほどは安くはなりません。

コスパ

★★★★☆

10枚以上の単色であればコスパがいい加工方法です。
多色になると価格が上がっていきます。

★★★☆☆

1枚からフルカラーでプリントできるので少数のフルカラーだとおトクですが、枚数が増えると割高感が。

加工位置

前面・背面・袖などにプリントできます。縫い目は凹凸があるので3cm以上離すとプリントできます。

前面・背面はプリントできますが袖にはプリントできません。

注意事項

素材・厚さなどを選ばず綿・ポリどちらでも加工可能です。

綿はプリント可能ですが、ポリが50%を超える化繊はプリントできませんのでご注意ください。

加工方法
刺繍

ひと針ひと針糸を通すことデザインを作る刺繍は凹凸があり高級感があります。1枚あたりの製作時間が長くコストはかかりますが人気の加工方法です。

シート(単色・フルカラー)

単色・フルカラーともにビニール製のシートを熱で圧着させる加工方法です。

コスパ

★★☆☆☆

時間がかかるためコストは高いです。

★★★☆☆

1枚から加工可能ですが1枚あたりはシルクよりはお高くなっています。

加工位置

前面・背面・袖などに刺繍できます。左胸のワンポイントなどが人気です。

前面・背面・袖などに加工できますがシートは通気性がないので注意が必要です。

注意事項

最大でも30cm×28cmと大きさに制限があります。また、生地が薄いと刺繍がキレイに縫えない場合もありますので、Tシャツだと厚めの生地をお選びください。

フルカラーシートはデザインに枠が3mmほど付きます。
ビニールシートに糊がついていますので細いデザインは不向きです。

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